縁起物、奉納品

神社にはお社や灯篭、鳥居、狛犬など、たくさんの石造品があります。
その中でも狛犬ときつねは受注数がかなり多いので別のページで紹介しています。ここでは奉納される石製品のうち何点かを紹介します。
大きさは小さくなりますが、神社への奉納品以外にも縁起物として店先や自宅に置かれる石製品もあります。
龍

龍には昔からたくさんの伝説が残っています。徳川家康の生まれた愛知県の岡崎城は、別名「龍城」と呼ばれ、岡崎は龍に守られた町とされてきました。そこには「龍城神社(たつきじんじゃ)」という神社があり、「石彫の戸松」二代目の戸松甚五郎が制作した「昇り龍」が納められています。
龍はいろいろな形で制作されるので、決まった寸法というのはありませんが、長さ3尺くらいまでが一般的だと思われます。神社などでは手水舎に置かれ、口から水が出る姿で奉納されているのをよく見かけます。
2005年の愛知万博では、「おかざき匠の会」の一員として「石彫の戸松」も「愛・地球博 地球市民村」に作品出展させていただきました。
その際出展したのが、この項の写真「天翔ける龍」です。
地元の岡崎を象徴するものとして、また「愛・地球博 地球市民村」に出展した「おかざき匠の会」のコンセプト「命と平和」をイメージするものとして制作いたしました。
高さは5尺くらいあります。
通常5尺の龍はなかなか注文されることはありません。ほとんどは3尺くらいまでだと思います。
長さ3尺位の像で、納期は受注後約2ヶ月ほどになります。
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亀

亀は長寿の縁起物として知られています。神社などでは柱の台座を亀にしているところもあります。
亀はえさをとるときは早く動くようですが、普段ののんびりゆったりした姿はかわいらしくもあり、おおらかな気持ちにさせてくれます。
そのためか、一般のお客様も「亀が好きだから」といわれて問い合わせされるかたが多いです。
亀は長さ1尺から2尺くらいまでの姿が多いです。
1尺位の像で、納期は受注後約1ヶ月ほどになります。
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たぬき

たぬきは「他抜き」などと言われ、お店の店先で他の店よりいっそう流行るように願いを込めて飾られています。
信楽焼などで思い浮かべる狸の姿には、幸せになれる要素が八つもあると言われています。
笠 | 災難から身をまもってくれる。 |
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通 | 世渡りに大切な信用をあらわす。 |
目 | 周りに気を配り正しく見ることができる大きなまるい目。 |
腹 | 太っ腹で落つきがあり、大胆な決断もできる。 |
顔 | いつでも愛想はいいのが基本。 |
金袋 | 金銭は自由自在に運用すること。 |
徳利 | 飲食に恵まれ、それで十分事足りて徳を身につける。 |
尾 | 終わりは大きくしっかりと身を立てる。 |
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ふくろう


ふくろうは「不苦労」、「福朗」など、縁起物として人気です。ヨーロッパでは女神の従者として知の象徴と言われています。
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